【第3回】用途地域・建ぺい率・容積率…難しいルールをやさしく解説!
こんにちは、スマイルホーム須藤です。
土地を探していると必ず出てくる言葉…それが「用途地域」「建ぺい率」「容積率」などの専門用語です。
「なんとなく難しそう…」と避けたくなりますが、
実は建てられる家の広さや形に直結する大切な情報なんです。
今回は、土地を選ぶ前に必ず知っておきたい3つのルールをやさしく解説します!
✅ 1. 用途地域(ようとちいき)とは?
土地には「このエリアでは、こういう建物を建てていいよ」というルールが行政で決められています。これが「用途地域」です。
主な種類:
第一種低層住居専用地域:住宅中心、静かで落ち着いた環境(建ぺい率・高さ制限あり)
第一種中高層住居専用地域:マンションや学校も建てられる
準住居地域・近隣商業地域:大きな道路沿いに多い。店舗や事務所もOK
→ 用途地域によって、周辺の環境・暮らしやすさ・将来の街の変化が異なります。
✅ 2. 建ぺい率(けんぺいりつ)とは?
土地のうち、建物が建てられる面積の割合のことです。
例)建ぺい率50%、土地100㎡ → 建物は最大50㎡までOK
注意点:
カーポートやウッドデッキなども建ぺい率に含まれることがあります
角地や防火地域などで緩和される場合も
→ 建ぺい率が低い土地は、広い庭をとれる代わりに、建物面積は限られるということになります。
✅ 3. 容積率(ようせきりつ)とは?
土地のうち、建物の延べ床面積の割合のことです。
例)容積率100%、土地100㎡ → 延べ床面積は100㎡まで
→ 2階建てなら、1階50㎡・2階50㎡でもOK
ポイント:
容積率が高いと、総床面積の広い家が建てられる
低い場合、3LDKや収納を確保しにくくなることも
→ 特にファミリー世帯で広さを求める場合は容積率をチェック!
✅ 4. その他の制限も確認!
高さ制限(絶対高さ・斜線制限)
道路の幅(接道義務)
防火地域かどうか(建築費に影響)
これらの制限が家の間取りや屋根の形、費用にも影響します。
■ まとめ
「良さそうな土地なのに、思った家が建てられなかった…」
そんな後悔を防ぐためには、これらの基礎ルールを知っておくことが大切です。
スマイルホームでは、土地の情報と合わせて、
その土地にどんな家が建てられるか?どのくらいの予算が必要か?
まで、具体的にご案内しています!
【次回予告】
第4回は「注文住宅を見越した土地選びのポイント5つ」をお届けします。お楽しみに!