【第4回】建築費・土地の広さ・コスト面から見た違いとは?
こんにちは、スマイルホームの須藤です。
家づくりで重要なのが「費用」の話。
同じ広さの家を建てるとしても、平屋と2階建てではコストに差が出ることがあります。
今回は、建築費・土地の広さ・維持費など、“お金の面”で平屋と2階建てを徹底比較します。
1. 建築費はどちらが高い?
同じ延床面積で比較した場合、平屋の方が建築費がやや高くなる傾向があります。
平屋は1階部分の面積が大きくなる=基礎・屋根が広く必要になる
2階建ては“縦に積む”分、基礎・屋根がコンパクトで済む
→ 一般的には、平屋の方が5〜10%前後高くなるケースもあります。
2. 必要な土地の広さ
平屋はワンフロアで全てを配置するため、広めの土地が必要です。
例:延床面積30坪の家を建てる場合
平屋:最低でも40坪以上の整形地が望ましい
2階建て:30坪程度の敷地でも建築可能
→ 土地価格が高いエリアでは、2階建ての方が現実的ということも。
3. 外構・給排水・配線のコスト
平屋は設備や配管も“横に広がる”構造なので、
外構(舗装・塀・フェンスなど)
配線・配管(給排水・電気など)
の距離が長くなり、その分の施工費が高くなることもあります。
→ 設計段階でしっかり計画すれば、コスト調整は可能です。
4. 光熱費や維持管理コストは?
平屋:空間がつながっている分、冷暖房効率が良くなることも。ただし、断熱設計が重要。
2階建て:部屋が分かれているため、必要な部屋だけ冷暖房を使いやすい
維持管理:2階建ては将来的な屋根や外壁の足場代がやや高くなる傾向あり
→ 長期的に見ると、維持費は大きく変わらないケースも多いです。
まとめ:コストで見るならこう考えよう!
項目 |
平屋 |
2階建て |
建築費 |
やや高め |
同じ面積なら安くなりやすい |
土地 |
広めが必要 |
コンパクトでも可 |
外構・設備工事 |
やや高くなる場合あり |
比較的コストを抑えやすい |
冷暖房効率 |
設計次第で良好 |
節電の分離運用がしやすい |
維持費 |
足場不要なケースも |
足場代などでやや増える可能性あり |
■ 最終的には「土地+建物+将来の維持費」でトータル判断を!
価格だけでなく、土地条件・理想の暮らし・将来性を加味して総合的に判断するのがベストです。
スマイルホームでは、
✅ 平屋向き・2階建て向きの土地紹介
✅ 両プランの建築費用比較
✅ ローン・光熱費・税金の長期コスト試算
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【次回予告】
第5回(最終回)は「結局どっちが自分たちに合っている?タイプ別おすすめ診断」をお届けします!